教授になる道のり in アメリカ

30代の中年のおっさん(日本の高卒)が人生最大の会心の一撃で2016年の4月に第一志望だったカリフォルニア大学バークレー校に合格!!カリフォルニア州のコミュニティ・カレッジで教授になるまでの日々や思考を綴ったブログ。

僕のロールモデル

少し前の話だが、YouTubeを見ていた時に林修氏が力説していた「学校教育の中で圧倒的に大事な教科は数学である。」にとても強く共感した。相手に理解してもらう伝え方で大切なことは使っている言葉ではなく言語化する前の情報処理の仕方と要素の組み立て方を数学的にすることによって自然と論理的に整理出来る事である。


物事を要素に分解し単純化して考えられる事が出来る数学論理と、概念で組み立て直す国語力。この二つが論理的思考能力を身につけるには必要不可欠である。特に数学を最重要視するべきであると僕は断言したい。


そして林氏が最後に言ったこの事は拳拳服膺しておきたい。


「数学が弱い人の話は情緒的で迫力で押し切ろうとする。これは整理して読んでいくと説得力がない。」


まさに圧巻の一言である。




初夏のUC Village



僕は文学を専攻してる人ほどこの数学論理を理解したほうが良いと考えている。特に現代数学の土台となっている集合論を筆頭に位相幾何学、一階述語論理や量子力学、そして相対性理論などを学んでおくと世界文学への理解能力が格段と上がるのは明白である。








"人間の知識の根源は、言葉にあります。それは、知識の保存や、維持という、すでにお話した場面よりも、より根源的な意味において、です。言葉を学ぶことによって、私たちは、どのような世界を「知る」のかが決まるのです。
知識の枠組みは、誕生後どのような言語を学ぶか、によって変わるわけですから、経験的な性格のものと言えることになります。しかも、一つの言語を自然な形で学んでしまうと、それは、あたかも先験的に与えられた知識の枠組みのように(つまり、ほかの選択肢は存在しないかのように)、私たちの知識の世界を支配し統御することにもなります。
言いかえれば、自らが育った自然言語が与える知識の枠組みを、相対化することは、大変難しい作業だということです。"

「あらためて学問のすすめ」より
村上陽一郎