教授になる道のり in アメリカ

30代の中年のおっさん(日本の高卒)が人生最大の会心の一撃で2016年の4月に第一志望だったカリフォルニア大学バークレー校に合格!!カリフォルニア州のコミュニティ・カレッジで教授になるまでの日々や思考を綴ったブログ。

2017年の春学期が終了した

やっと今学期すべてのFinal Examsが終了した。Final Exams Week前のDead Week (RRR Week)は相変わらずの強烈なプレッシャーが僕の心にずっしりと重くのしかかり精神的&心理的に追い込まれ、切迫感が漂うのを通り越してFinal Examの前日には不安のあまり悲壮感が発生しながらも何とか乗り越えた。




キャンパス内。



此処で一言述べておきたいことがある。よくアメリカ大学留学の本やネットに載っている文章で信憑性がないのを僕はよく目にした。以下のような文章を例に挙げて説明してみたい。


「アメリカという異国の地で、最初の頃は慣れずに苦労しましたが、時間が経つにつれて大学生活を楽しみながらも国際色豊かなこの環境で自分自身が成長しているのを実感しています。」


と、この様な煌びやかで幻想的な文章は僕の現実とは大いにかけ離れている。平日は休むことなく課題と論文とテストで基本的にはずっと追い込まれ、週末も課題をこなすのとテスト対策に苦しみながらも家庭の事もやらなければならない。その上、論文はスペイン語と英語の両方で書かなければならないので、ここでも言語の壁に悪戦苦闘である。時にはアイデアが浮かばず軽くパニック状態にあり、脳みそが溶けそうな感覚すら覚える。そしてテスト前には必ずと言っていいほど不安との心理合戦が開始される。これが嘘偽りのない現実である。


決して知的好奇心や学習意欲が低下することはないのだが、この重圧は100キロ以上の荷物を背中に背負いながらFinal Exams終了まで歩き続けるという過酷なものだという揶揄表現さえ使いたくなるのである。



キャンパス内には沢山の木が生えている。


バークレーでの最初の一年は、いきなり高い崖から突き落とされ「登れるものなら自力で這い上がって来い」という感じで超強烈な洗礼を受けた。僕の人生の中で経験したことがない高等教育レベルであったことは間違いないであろう。この厳格な教育環境の中だからこそ個々の能力を生徒達が伸ばしていき、社会に出てから十二分に戦っていけるだけの力を身に着けることが出来るのではないかと思う。そして何よりも高い志を持つ者達が更に競い合っていき将来は世界規模で貢献していける価値を生み出せる最高の場所であると断言したい。


特に「推敲」が本当に必要な過程であるとバークレーで教育を受けていて思った。UCバークレーは州立大学なので私立大学の様なきめ細かさはないが学士号取得までに行われる人材育成機関としての役割をしっかりと果たしているバークレーはさすがアメリカのトップクラスの大学であると強く実感した。