教授になる道のり in アメリカ

30代の中年のおっさん(日本の高卒)が人生最大の会心の一撃で2016年の4月に第一志望だったカリフォルニア大学バークレー校に合格!!カリフォルニア州のコミュニティ・カレッジで教授になるまでの日々や思考を綴ったブログ。

専攻を変えた

二月下旬から数週間、僕は専攻を変えるべきではと、思い悩んでいた。何故ならば大学院に進学した時、何を研究したいのかを逆算する戦略を用いた場合、僕自身は一つのカテゴリーに縛られることなく国境や文化、文明の枠を飛び越えてワールドワイドな視点で文学を探求したいと思っていた。


その中でも的を絞ると日本文学とラテンアメリカ文学のコラボレーションをメインにし、理系の要素も取り入れたいと考えている。例えば、アルゼンチン人の作家でホルヘ・ボルヘス氏の文学と数学的アプローチのカオス理論や無限列などを融合させながら現代文学の枠を飛び越え、21世紀のグローバル文学に繋げて比較していきたいと思っている。勿論の事、この研究テーマにアインシュタインの相対性理論が組み込まれているという事は言を俟たないであろう。更に、認知言語学の中にある生成意味論の空間文法を日本文学やラテンアメリカ文学と結びつけたいと考えている。これらはすべてまだ模索段階なのでこれからゆっくりとアイデアを練っていき、造詣が深いようにしていきたい。



少し話の内容が研究テーマに飛んでしまったので元に戻したい。



キャンパス内。


実は専攻を変えるべきか悩んでいた時に何人かの友人に話を聞いてもらったり、比較文学科のアドバイザーともしっかりと自分の研究に対しての熱意や教授になりたいという情熱を話した。そこでアドバイザーから「やっと来るべき場所に来たね!おめでとう!」と言ってもらい、「この専攻に変えたい!」と素直に思ったのだ。それなら「善は急げ」という事で僕は専攻を比較文学に変えたのである。



本来ならば、今年に大学院出願をする予定だったのだが、専攻を変えると同時に卒業と大学院出願を一年遅らせることにした。全ては大学院での結果発表が万事如意になるように。




僕の新しい専攻、比較文学科。



実は専攻を変えたと共により高い志が芽生えてきており僕の思考回路がシフトチェンジしている。以前はブログのタイトル通り修士課程を修了しカリフォルニア州のコミュニティーカレッジで教授になる事が僕の目標であったのだが、今は博士課程のみを出願したいと思っている。何故ならばアメリカの大学で教授として教鞭を執りたいだけではなく国際的に活躍したいと渇望している。具体的に述べてると僕はすでに3ヶ国語を操る事が出来るトライリンガルでありこの強みを最大限に生かしたいと思っている。メインはアメリカの大学で教えるのだが夏や冬の間を利用して中南米の大学を筆頭にカリブ海の大学や日本の大学、更には舞台をヨーロッパに移し、スペインやイギリスの大学でも教えていきたい。



中南米はとても広大でいくつもの国と大学があるのでセミナーみたいな形式にして数週間単位で夏の間に数カ国を回れるようにしても良いであろう。例えば、始めはメキシコの大学、そしてチリ、ペルー、アルゼンチンのような形で国境を飛び越えて沢山の国々で生徒達と触れ合いながら教鞭を執っていきたい。




行きたかったが時間の余裕がなかった。




前回の投稿でのビデオの中でシャルパンティエ教授が言った「物事を決めつけず、新しいアイデアを取り入れる常に柔軟な態度を保つようにしてください。」と言う言葉にとても感銘した。僕の頭の中は常にニュートラル状態でありたい。鍵となる言葉は吐故納新であろう。情報社会の大きな渦に巻き込まれずしっかりとした判断力を身に着ける事も大切だが固定観念や既成概念にとらわれず何よりも良いと思ったものは常に吸収出来る状態の思考回路を持っておくべきだと考えている。



物事を深く掘り下げ考え続ける事の重要性をバークレーに来てから本当の意味で気付けた。すぐに分からなくても、答えが出なくても考え続ける事で新たなる発見や次のステップに繋がる道筋が見えるのだと思う。大いなる探求心を持ち、これからも大学院に向けて跛鼈千里である。