教授になる道のり in アメリカ

30代の中年のおっさん(日本の高卒)が人生最大の会心の一撃で2016年の4月に第一志望だったカリフォルニア大学バークレー校に合格!!カリフォルニア州のコミュニティ・カレッジで教授になるまでの日々や思考を綴ったブログ。

去年の大学出願について振り返りたいと思う。

去年の11月末、コミカレから四年制大学への編入制度でカリフォルニア大学に出願をした。


出願した大学は以下の4校。



第一志望校

カリフォルニア大学バークレー校 (University of California Berkeley)


第二志望校

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(University of California Los Angeles)UCLA


第三志望校

カリフォルニア大学アーバイン校(University of California Irvine)


第四志望

カリフォルニア大学サンタバーバラ校(University of California Santa Barbara)



UCサンタバーバラのキャンパス内。


UCアーバインのロゴ。キャンパス内にて撮影。


UCLAの体育館。見学しに行った時に
たまたまドアが開いていた。



第二志望校のUCLAはやはり何歳になっても憧れであり、言葉では表現出来ないくらい素晴らしいキャンパスである。国公立大学世界第二位の世界トップクラスだ。全米で最多の入学志願者数を誇り世界100カ国以上から学生が集まる、まさにスーパーグローバル大学である!




ロサンゼルスシティカレッジとUCバークレー、2校のホルダー。



そして第一志望校のバークレー校は国公立大学世界第一位。バークレー校の卒業生や関連の研究者は72のノーベル賞を受賞し、現在まで同校出身選手は100以上のオリンピックメダルを獲得している名実ともに世界最高学府のうちの一つである。この国公立大学世界第一位というあまりにも異次元でレベルの高すぎる目標を高卒の僕が自分自身で設定しここ数年間、仕事も家族の事もやりながら死に物狂いで勉強に打ち込んだ。


世間のお父様方は理解して頂けるだろうか?筆者は既婚者で二人の幼い娘を持つ二児の父親である。当然のことながら仕事をしながらの勉学に努める事は困難を極めた。


何よりも一番苦しかったのは必修科目のクラスが仕事の時間帯と重なってしまい取れないことだった。サマークラスやウインターといった短期集中の授業も勿論無理であった。そう、悠久の時を経て大学出願までこぎ着けたのだ。



ここで嘘偽りのない事実を書き残したい。


コミカレ入学からUCバークレー合格まで概算ではあるが一万時間勉強した。


なぜそこまでの勉強時間が必要だったのか?その答えは簡単である。いかに僕が基礎学力がなかったかという事を明確に表している。そう、心の底から自分自身の事をこう思った。


アホを極めた究極のアホであると。」



本当にここまで来るのにもとてつもない忍耐力が必要だった。勿論すべてのクラスやテストが完璧だったわけではない(失敗やうまくいかなかった科目もある)が、自分自身、最初で最後の学問上での挑戦。だから絶対に英語が出来ないことは言い訳にしたくなかった。でも実際は英語で一番苦しんだのも事実である。


日本語でまともに論文すら書いたことがない大バカ者が英語でまともな文章なんて書けるわけがない。本すらまともに一冊まるまる読んだ事がない奴が英語で書かれてあるアメリカ文学など読んで理解し、それを論文なんて一生かかっても無理やと本気で思った。そう、自分はなんて愚かで情けなく弱い人間なんだろうと。言葉では表現出来ないくらいの絶望感と自分の無力さに涙した。


でも決して諦めることなく少しずつ、少しずつ、前途多難な道のりを時間を目一杯掛けて解らない所は自分が理解するまですべての教科においてあらゆる人に聞いた。自分でも信じられないほどの莫大な時間を費やした。それ以外の方法はなかったのだ。すべてのテストに精神を研ぎ澄ませ、常に全力で挑んだ。結果、取ったクラスはほとんどオールA。ほぼすべてのテストで90点以上を取り、Dean's Honor studentが4回、President's Honor studentにもなり僕が通っていたLos Angeles City Collegeで成績優秀者の上位2%にも入った。大学の出願時に提出する論文は去年の夏から3ヶ月かけて徹底的に仕上げた。


結果、出願した大学にすべて合格という素晴らしい結果で終えることが出来、本当に嬉しかった。UCLAとUCバークレーの合格発表の時は嬉しさのあまり、娘達の前で泣き崩れてしまった。年甲斐も無く歓天喜地の至境に達してしまったのだ。




長いコミカレ時代に沢山の事を学んだのだが、ここでは非常に重要だと思う3点を書き記していくことにする。この続きは次回(になるか分からないが)の投稿「なぜUCバークレーに合格出来たのか。(自己分析)」に記載したい。



夕食後、散歩がてらUCバークレーへ。
写真はUCバークレーの入り口。



1. 感情をコントロール出来る重要性を理解する事。
人間誰しも喜怒哀楽がある。この感情をコントロールするという事は簡単そうに思われがちだが本当に難しいと思う。感情をコントロール出来る者が成果主義中で勝ち残っていける非常に重要な要素だと思う。


2. 己を知る事。
コミカレ時代に自分自身は本当に弱い&情けない男だと気付かせてもらった。今振り返れば、先ずは己の弱さを認める所から始めたのではないかと思う。それと、強い信念を持ち突き進むことも非常に大事だが常に良い所を吸収し続け、時には我を捨て臨機応変に対応する事がもっとも重要であると思う。



3. 強靭な忍耐力を養うこと。
僕自身のAcademic levelなんぞ鼻くそ以下である。このことは十二分に認識している。まさに水滴石穿が僕をバークレーへ導いてくれた。忍耐力がない者は人生の中に希望の光を見出しにくいもしくは現状に満足し向上心があまりない者のどちらかであると思う。



「何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。」


羽生善治