教授になる道のり in アメリカ

30代の中年のおっさん(日本の高卒)が人生最大の会心の一撃で2016年の4月に第一志望だったカリフォルニア大学バークレー校に合格!!カリフォルニア州のコミュニティ・カレッジで教授になるまでの日々や思考を綴ったブログ。

ボランティア活動

実は去年の11月頃から法科大学院に向けて2つのボランティア活動している。このボランティア活動は今年の秋、法科大学院に出願する時、とても重要になってくる要素のうちの1つであると思っている。

 

此処で僕がやっているボランティア活動を簡単に紹介したい。

 

 

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1つ目はHabitat for Humanityと言ってアメリカではある意味定番の非営利団体で、僕はUCバークレーのHabitat(Habitat for Humanityの愛称)に所属している。その中でもホームレスの人や低収入世帯の方々に食事を無料で提供すると言う調理のボランティア(Soup Kitchen)をしている。

 

そしてもう一つはアラメダカウンティーの群裁判所(Alameda County Superior Courthouse)で受付や日本語とスペイン語の通訳のボランティアをしている。この裁判所はオークランドにあり犯罪を専門としているのだが、それにしても本当に犯罪のオンパレードである。強盗、放火、偽造、傷害、誘拐、売春の強要、強姦、武器と麻薬の密輸、それに殺人などなど毎日、数え切れないほどの量である。でもこれが現実のアメリカであることは十二分に熟知している。(まるでサウスセントラル時代に戻ったような錯覚すら覚える。)

 

UCバークレーというアカデミックな世界とは全くの別世界だと観想しているどころではない。何故なら明日からまた新学期が始まるからである。今学期は忙中閑有りを頭に入れて困知勉行していきたいと思う。

 

 

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なぜ僕の第一志望校がシカゴ大学法科大学院なのか?

シカゴ大学(University of Chicago)と言えば経済学が最強であると思われる方が多いと思うが、まさにその通りであると僕も思う。特に「シカゴ学派」という言葉あるくらい経済学は有名であり、個人的にはシカゴ大学の経済学は、全米一ではなく世界一だと思う。その上、何といっても石油王のジョン・ロックフェラーが創設した大学だけに超潤沢な資金があるのだ。

 

僕の第一志望校について詳しく語りたいのは山々なんだが、あまり事細かく説明してるときりがないので、以下4つの引用を用いて、簡潔にまとめたい。

 

 

一つ目はシカゴ大学の経済学について。この引用では、「なぜ僕がシカゴ大学の経済学が世界一だと思うのか?」を簡単に説明している。

 

シカゴ大学はノーベル経済学賞において、圧倒的に大きなシェアを占めている。ミルトン・フリードマン、T・W・シュルツ、ジョージ・J・スティグラー、ロナルド・H・コース、ゲーリー・S・ベッカー、M.H. ミラー, R.W. フォーゲル、R.E.ルーカスは、みんなノーベル賞を受賞したときにシカゴの教授陣だった。シカゴで訓練を受けた経済学者まで含めたら、ノーベル賞受賞者のリストはハーバート・サイモン (Herbert Simon)、ジェイムズ・ブキャナン、ハリー・マーコウィッツ、マイロン・ショールズも含むことになる。

出典:シカゴ学派

 

 

二つ目はオバマ前大統領を用いて説明したい。彼の強烈なバックアップ体制の核は彼の母校コロンビア大学やハーバード大学でなく、シカゴ大学だということを物語っている。

 

 

オバマがシカゴ大学の専任講師をしており、教授陣との濃密な関係の深さから、オバマの知的な「核」がシカゴにあることを知る人は少ない。

大統領選キャンペーンは「ハーヴァード・ローレビューのオバマ」というイメージを守ることで進行した。そのためオバマのシカゴ時代が「謎めいたもの」として閉じ込められていた。しかし、一冊目の自伝『マイ・ドリーム』を執筆した場所もシカゴ大学のレイアード・ベル・ロー・クアドラングルだったし、執筆のインスピレーションもハイドパーク生活で得たものだった。事実、オバマ政治を育てた重要人物はシカゴ大学関係者だらけである。ロースクール1951年卒業のオバマの指南役アブナー・ミクバ教授を筆頭に、オバマ陣営の選挙戦略を取り仕切るチーフ・ストラテジストのデイビィッド・アクセルロードは1979年にシカゴ大学(政治学専攻)を卒業している。

のちに「反米的」と誤解をうける過激発言からスキャンダルになるも、初期のオバマに精神的影響を与え、ミシェルとの挙式も担当した恩人のジェレミー・ライト牧師も、やはりシカゴ大学神学部の1975年卒業組である。オバマ、アクセルロード、ライト牧師をつなぐ接点が「シカゴ大学」にあることは、アメリカの政治関係者の間でも地元シカゴの事情通でないと意外と知られていない。ハイドパークは他の大学町に比べても極端に小さなコミュニティであり、ここで一度でも寮生活をしたり居を構えればその連帯感はきわめて強い。

出典:アメリカNOW第25号 シカゴ大学「ハイドパーク」とオバマの関係性をめぐって

 

 

三つ目はシカゴ大学の学部について。勿論の事、シカゴ大学のアカデミックは非常に厳しく以下のような言葉が存在するくらい全米トップクラスの大学の威厳をひしひしと感じる事ができる。(UCバークレーもこの点に関しては同じであると思う。)

 

シカゴ大学のモットーは、ラテン語で"crescat scientia; vita excolatur"、「知識を創出し人類の生活を啓発せよ」です。自由でオープンな発想を奨励する研究型大学として、このモットーはぴったりな言葉といえるでしょう。しかしシカゴ大学学生の間では、そのカリキュラムの厳しさになぞらえて、「楽しさが死に変わる場所」「ダンテが書き忘れていた地獄」という冗談めいたスローガン(非公式)があります。

出典:アメリカの名門「シカゴ大学」と「臭い玉ねぎ」

 

 

そして四つ目はハーバード大学とシカゴ大学のことについて。この文章は僕が思っていたことと全く同じである。

 

Harvard is tops for leaders and prestige, but Chicago is tops for intellectuals.

Harvard University versus University of Chicago — College Confidential

 


僕なりの解釈で上記の英文を訳すと「ハーバード大学は世界のリーダーを輩出し名声を手に入れられる世界トップの大学だが、シカゴ大学は真の知識人を輩出するアメリカの頂点にいる大学である。」

 

 

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カリフォルニアに住んでもう14年以上になる僕にとって、アメリカの刑事司法制度と教育制度の公平性についてはとても興味深い(熟知しなくてはいけない)事であると同時に、法と経済学も非常に重要な分野であると強く認識している。特に、この「法と経済学」は知らないといけないという危機感さえ感じている。そう考えれば考えるほどシカゴ大学法科大学院(University of Chicago Law School)がベストであり、このロースクールで学びたいと切望するのである。

 

最後に、以下の動画はオバマ前大統領が以前教えていたシカゴ大学法科大学院に訪問した時に法学生と質疑応答している映像である。僕の次なる目指す場所は此処である!

 

 


President Obama at Law School: Constitutional questions facing nation

現段階でのベスト3

読者の皆様、明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。

 

2018年の最初の投稿は法科大学院出願まで9ヶ月を切ったということで、僕の志望校(法科大学院)のベスト3を書いてみたい。勿論の事、T14は僕にとって凌雲之志だという事に疑いの余地はない。そんなことはつい最近まで社会の底辺にいた僕自身が一番理解している。でも「最初で最後の法科大学院への出願。心の底から挑戦したい!」という気持ちに嘘偽りがないのも本音である。

 

それでは発表したい。以下の三校が僕の志望校(ベスト3)である。

 

 

第一志望校 シカゴ大学法科大学院


第二志望校 イェール大学法科大学院


第三志望校 ハーバード大学法科大学院

 

 

この志望校ベスト3を見て「えっ!なんでアイビーリーグが一位じゃないん?」と思う人もいるかも知れないが、僕が米国大学院を調べている時に知れば知るほどシカゴ大学の偉大さに虜となっていったのである。この件に関しては、次回の投稿で「なぜ僕の第一志望校がシカゴ大学法科大学院なのか?」で述べていきたいと思う。

 

 

hideyasukurose.hatenablog.com

 

 

 

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T14とは(アメリカロースクール・ランキング)

今年最後の投稿は来年出願するアメリカの法科大学院について書こうと思う。

 

まず最初にアメリカの法曹界を語るうえで知っておかなければならない事がある。それが今回のタイトルの名前にもなっているT14である。

 

T14とは、米国法科大学院のトップスクール(一流法科大学院)をTop14と呼んでおり、アメリカで弁護士を目指すものはみんなこのTop14(通称T14)を目標にするのである。勿論の事、僕も例外ではなくT14を志している。

 

特にトップ5(イエール、ハーバード、スタンフォード、シカゴ、それにコロンビア)は弁護士の卵たちにとって憧れのロースクール(法科大学院)であり、みんな(世界中から)死に物狂いでこの名声(プレステージ)を掴みに来るのだ。また、ロースクールに合格してからもクラスメイトは「お友達」でなく、全員ライバルであり、現実の世界以上に超熾烈な競争が繰り広げられる。

 

この「超熾烈な競争」に関しては、既に此処バークレーでも同じである。ただ、ミスを恐れず、ミスをしても可能な限り早く気持ちを切り替え、力強いメンタルを持ちながら勇猛果敢に突き進んでいきたいと思う。

 

 

以下の記事はT14について。(英文)

 

www.usnews.com

 

 

www.thoughtco.com

 

 

下の地図はT14の場所を表している。

 

 

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出典:Wikipedia

 

 

そして、以下の法科大学院が2018年度の公式なT14である。(なぜ、上の地図ではジョージタウン大学が入っていて、以下のランキングには入っていないのか疑問は残るが。)この14校中、一つでも合格出来れば目標は達成するのだがNYU(ニューヨーク大学)とUT Austin(テキサス大学オースティン校)は出願しないと決めている。理由は極めて単純でニューヨークとテキサスに住みたくないと何ともふざけた理由である。「じゃあ、コロンビアは?」と聞かれればアイビーリーグなので一応出願すると答える。(コロンビアが本命の人、本当に申し訳ない。汗…)

 

上記の二校の代わりにUCLAとUC Irvineへの出願と考えている。

 

 

1) Yale
2) Stanford
3) Harvard (-1)
4) U Chicago
5) Columbia (-1)
6) NYU
7) Penn
8) Michigan
8) UVA
10) Duke (+1)
10) Northwestern (+2)
12) Berkeley (-4)
13) Cornell
14) UT Austin (+1)

出典:It’s Official — There’s A New T14 In Town! (2018 USNWR Rankings Are Here) | Above the Law

 

 

カリフォルニアに住んで14年、この法科大学院出願を機に一度カリフォルニア州外に住んでみたいと考えている。自分自身の視野を広げるためとアメリカをより理解するためにこの機会を奇貨可居にしていきたい。

 

次回の投稿では僕の志望校ベスト3を書きたいと思う。

 

それでは読者の皆様、よいお年をお迎えください。

Calバスケを見に行ったこと

先週の木曜日、アメリカに来て初めてカレッジバスケットボールの試合を見に行った。UCバークレーvsポーランド州立大学の試合で会場はCalバスケのホーム、Haas Pavilionで行われた。

 

実はバークレーに来て初めてHaas Pavilionの中に入ることもあり非常に楽しみにしていた試合だった。

 

いざ蓋を開けてみれば、点数差以上にUCバークレーの完敗であった。本当に試合内容は最悪(観ていて途中で悲しくなるほど)であったが、ホリデーシーズンと言うこともあり、見に来ているお客さんもそんなに多くなかったので駐車場もすぐ見つかり、会場に入る時も全く並ぶことなく快適であった。

 

 

youtu.be

 

 

一方、冬休み中の今、ゆっくりと法科大学院のリサーチをしながら並行して新たな論文も書き始めている(既にアウトラインは終了した)。そして雨だれ石を穿つ精神のもと、Chicago Readerや、Forbes、The Daily Californian、そしてStudy Breaksなどに僕の論文や記事を(クリスマス前に)送った。法科大学院出願までいくつPublish出来るのか分からないが、決して諦めることなくどんどん挑戦していきたい。

 

Of course!! I'll carry on!! And, Happy Holidays!!

 

 

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今学期も終了したこと

UCバークレーの恒例であるFinal Exam前に感じる軽い眩暈と吐き気、殺気立っているキャンパス内、不安から震え上がるほどの恐怖心に変わる戦い、そして、何よりも超強烈なプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、今学期のFinal Examsも無事に乗り越えることが出来た。

 

少しずつではあるが、この張り詰めた緊張感を楽しめるようになってきているのもまた事実である。

 

 

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Final Exams終了後、疲れ切っている体に鞭を打ち、たまっていたアイデアをまとめ論文を書き上げた。実際にアメリカで起きている裁判例(判例も含む)を基に米国憲法改正第14条の平等の保護、組合の圧力、マイノリティ、汚職(君主論の中にあるマキャヴェリズムを強調させながら)、それに歪んだ経済学とカリフォルニア州公立学校の危機を上手く融合させてながら書き、推敲すること約20回、ようやく提出するまでに仕上げた。

 

そして、この論文をイギリスの経済雑誌「エコノミスト」とUCバークレーの大学新聞(The Daily Californian)に送った。更に少し内容を変え「Daily Journal」というロー・ジャーナルと「Nichi Bei weekly」という日系新聞(週刊紙)にも送った。

 

 

エコノミスト』(The Economist)は、イギリスの週刊新聞で、ロンドンに所在するThe Economist Newspaper Limited から発行されている。

この雑誌は社会的地位の高い層をターゲットにしており、その中に官僚や大企業で経営に携わる人なども含まれる。発刊の歴史と、鋭い分析からなる記事が情勢に与える影響が大きく、世界でもっとも重要な政治経済紙の一つと見なされている。

 

出典: Wikipedia エコノミスト

 

 

実はあと二つほどアイデアがあるのでこの冬休み中に論文にして何とかPublish出来るようにしていきたいのだが、とりあえず今は爆睡したい!!

 

 

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高橋岳(岳たかはし)選手、メキシコでの試合に勝利 ㏌ ティファナ

昨日の夜、勉強疲れで転寝をしていた時に嬉しい報告が舞い込んできた!岳君から「2ラウンドKO勝利しました!」とのメールが届き、Final Exam前のプレッシャーの中、最高の一報であった!

 

実は一昨日から岳たかはし選手はメキシコ入りしており、心の中でずっと「絶対に勝つように!」と祈っていたので、KO勝利を聞いた瞬間は、思わず胸が熱くなり涙目になるくらい嬉しかった。

 

 

さて、勝利の余韻に浸りつつも、僕はFinal Examに向けて追い込みをかけていかなければ。

 

 

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